バニラエアのキャンセルについて

バニラエアのキャンセル制約

旅行に急な変更はつきものですが、バニラエアのような格安航空会社の場合、キャンセルにはそれなりの制約が伴います。
ただし、キャンセルと言っても二通りの意味があるでしょう。
一つは、予定していた便には乗れなくなってしまったけれども、別の便なら乗れるからそちらに変更しようというケースです。
要は搭乗便の変更です。
そしてもう一つは本当の意味でのキャンセルで、旅行そのものを完全に取りやめて、予約していたチケットは払い戻しをしようとするものです。
この2つは、バニラエアでは別物として取り扱われます。
搭乗便の変更のほうが制約が少なく、払い戻しのほうが制約が大きくなっています。
では、実際にどのような制約を受けることになるのか、どんなことに気をつけないといけないのかを見ていきましょう。
まず、バニラエアでは3種類のチケット種別があります。
コミコミバニラ、シンプルバニラ、わくわくバニラの3種類です。

バニラエアのキャンセル制約チケットの変更大手に比べ制約は多い

直前にキャンセル(バニラエア)

バニラエアを直前にキャンセルしました。
地元から東京までの往復に飛行機を使っていこうと考えていましたが、できるだけ安くしたいと思い、LCCであるバニラエアを選択し、搭乗日の1か月ほど前に予約しました。
往復ともに予定を変更する可能性があったので、払い戻しや予約変更のできる少し高めのプラン(コミコミプラン)にしました。
払い戻し、予約変更だけでなく荷物を無料で預けることができる、座席を指定できる、などメリットも多いプランでした。
ただ、少し残念だったのは、ウェブサイトで初めに表示されている価格よりも、雑多な手数料があれこれと追加されることによって値段が高くなってしまうことです。
これは、あとで述べるキャンセルの時もそうでした。

懸念通り、直前になって予定が長引き、東京での滞在時間を伸ばさなければならないことがわかり、やむなく予約を取り消すことにしました。
搭乗便の出発時刻の90分前まで予約を取り消すことは可能なので、その点はフレキシブルな利用ができると思いました。
キャンセルに至った理由として最も大きいのは、成田空港までの移動時間がかかることです。
東京都心から1時間程度移動にかかってしまうということが、なによりも不自由でした。
また、チェックインも出発時刻の30分前など、意外に時間をとられることもキャンセルを決めた理由の一つです。
つまり、いろいろな時間を余計にとられるために、急な予定変更が入った場合にうまく対処しにくい、ということです。

キャンセル料については事前によくチェックしておく必要があると感じました。
ホームページ上では1区間3000円との表記がありましたが、実際はそれ以外の手数料なども追加されるために、往復1200円ほど追加された金額が徴収されます。
予約時にはそうしたことも考えて、早くから予約しておいたほうがよいのかどうかを決めるのが良さそうです。

また、予約を取り消した結果として、他の航空会社を利用することになりました。
やはり、バニラエアを含むLCCとは異なり、羽田空港を利用することができるというのが最大の魅力です。
特に、品川周辺で予定があるのであれば、その後20分程度で空港まで着くことができます。
また、成田空港まで移動するのにかかる金額に比べて、羽田空港までの移動にかかる金額はかなり違います。
たとえ、LCCで安く移動できたとしてもそれ以外の部分、つまり空港までの移動費用などで結構とられてしまい、
結果として大差ない違いになることもしばしばなのではないか、と感じます。
デメリットとしてはやはり値段が高いことが挙げられると思いますが、運賃種別によってはそうでもないことが今回の旅行を通じてわかったことです。
今回は当日に空席がある場合のみに利用できるスカイメイトを結果として利用しました。
これには25歳以下という年齢制限がありますが、適用年齢であれば当日購入にしてはかなり安い金額でチケットを購入することができます。
今回の結果として、成田空港までの移動費用と時間などを勘案すれば、ほとんど値段に大差なかったのです。
一般に飛行機は早くとったほうが安いのだから早く予約せよ、と言われることが多いです。
しかしながら、払い戻しになる場合のコストなどを考えれば、当日購入による格安チケットの利用というのも悪くないと思います。
私は、今回勇み足でバニラエアのチケットを、予定がまだはっきりと定まらないままに購入してしまったわけですが、
結果としてキャンセル料が余計な出費となってしまったことを後悔しています。

まとめとして、バニラエアを含むLCCでは、成田空港発着であることや、さまざまな手続きに雑多な手数料が生じることなどから予定を柔軟に動かすことは難しく、
LCCの利用にはコストも多いということになります。